岡山県倉敷市の有名建築、倉敷アイビースクエアを紹介します。
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倉敷アイビースクエア

倉敷アイビースクエア - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=98004109による
倉敷アイビースクエアは、岡山県倉敷市にあるホテルを中心にした複合観光施設。
江戸幕府の代官所跡に、1889年(明治22年)に建設された倉敷紡績創業の旧工場で、1973年(昭和48年)に改修され、観光施設として再生された。倉敷紡績の関連会社 株式会社倉敷アイビースクエアが経営・管理し、現在も倉敷紡績の登記上の所在地である。場所は倉敷美観地区に含まれ、建物は2007年(平成19年)11月30日に経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されている。
引用:Wikipediaより
建築情報
- 所在地:岡山県倉敷市本町7-2
- アクセス:山陽本線 倉敷駅南口より徒歩約15分
- 主要用途:ホテル
- 設計者:浦辺鎮太郎
見どころ
倉敷アイビースクエアは、倉敷紡績創業の旧工場を観光施設に改修したもので、
宿泊施設の他に、記念館、展示スペース、工房などがあります。
工房では、陶芸教室なども開かれております。
また、結婚式場、レストラン、バーなどもあり、まさに複合施設です。
夏には、ビアガーデンも開かれています。
建物の特徴としては、長手積みの赤レンガ、のこぎり屋根です。
長手積みとは、レンガの長手方向のみを千鳥に積む方法です。
工場の操業当時には、イギリスの工場設計を忠実に再現し、レンガの短辺と長辺が交互に現れるイギリス積みが採用されましたが、アイビースクエアへの改修時には、長手積みが採用されました。
そして、のこぎり屋根ですが、現在の国内の工場で良く見られるものとは違って、北側が垂直ではなく、やや水平になっています。これも、イギリスの工場設計の手法を再現したためです。
全体的には、レトロな雰囲気を残した、情緒あふれる建物になっています。
倉敷美観地区に含まれており、景観上も良く、写真映えもすること間違いなしです。
まとめ
- 倉敷アイビースクエアは、ホテルを中心とした複合施設
- 建物の特徴は、赤レンガとのこぎり屋根
- レトロな雰囲気
- 倉敷美観地区内にある